芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

亀、そして命。

 昨夜、いつものスナック、金曜日なのに比較的すいていて、スタッフと長いおしゃべりをしていた。

 

M 最近の若い人はお酒、飲まない人、多いみたい。それにこんなスナックへ足を運ぶなんて、好みじゃないみたい。年収も少ない人が昔よりおそらくタクサン。

 

T こういった商売は徐々に少なくなっていくのだろうか。高度成長期を走ったボクの世代ならスナックによく足を運んだんだろう。もう少し金回りがよければ、新地のクラブなんて。けれど、今じゃ年金生活になってしまった人が大半。そう度々にこんなところで飲んじゃいられないだろうし。

 

J 昭和が終わったもん。平成、令和、それにコロナもあって、ずいぶん変わった気がする。八十になって、もう何年だろう、あの世に行くのは。毎日、こんな仕事でもまだ元気で出来て、お金なんてないけど、毎日食べられるだけでも、しあわせだけど。

 

 なぜかしんみりした会話になってしまった。

 

 帰宅はやはり今日の午前零時を過ぎていた。

 

 きょうは、土曜日。亀の池の掃除の日。

 九時半ごろから作業を始めた。どうしてだろう。亀はおっとりして、私が作業中、庭でじっとたたずんでいる。

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 作業が終わると、亀さんこっち、いつものように呼びかけると、私の指にキッス。

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 こんなこともあった。門扉の下をくぐり抜けて、出たり入ったり。四枚の写真をご覧になってください。

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 私はいままで我が家でワイフや子供以外にもさまざまな命と触れあってきた。ネコチャン、ワンちゃん、熱帯魚の皆さん、亀さん、チュンチュンちゃん(スズメの愛称)、カアカアさん(カラスの愛称)。幼少年時代には、トカゲやいろんな虫も。もちろん、ワイフが一番の命だったけど、もういない。

 

 さまざまな命がこの世に存在している。

 それぞれの宿命をまっとうしている。

 とてもステキじゃないか。

 

*トップの写真は、庭を散歩する亀さん。三十七年間、こうして生きてきた。