芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

やはり、スズメのお宿、だった。

 朝九時過ぎ、一階のダイニングからリビングへ、そして寝室へとシャッターをあげていくと、スズメたちが眼前を飛び交ったりして、空中を夢中で飛び回ったりして、朝ごはんの催促。

 というのも、昨夜、習癖にまでなったスナックで酒を飲んで、気が付くと午前零時に近づいていた。言うまでもなく、いつも通りなのだが、金曜日の帰宅は土曜日になっている。だから、スズメたちの朝ごはんは平日の朝よりかなり遅くなってしまう。もう十時。

 それでもうれしいのは、スズメたちは決して怒らない。早くちょうだい朝ごはん、五十羽を下らないスズメたちはせがんで、空中をあちらこちら羽ばたき回り、チュンチュン叫びながら、こんなキラワレ者の酔っぱらいでも大歓迎だった。

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 この写真は食事のあと、我が家の木の枝にとまって一休みしているスズメたち。

 

*トップの写真は、庭の食卓で遅い朝ごはんを食べ始めたスズメたち。毎日彼等のこんな姿をわたしは見ている。