芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

たそがれが来た

それがどうしたというのだろう。

いったい、どうした?

だって、ここまでしゃべりつづけて、ふいに彼は沈黙に落ちた。

何か言いたかった。けれど、伝えたいことはもう何もなかった。

 

つまり これ以上 何も言うことはない

あんなにも ふたりで しゃべりつづけたのに

六畳の間には既に誰もいない

一日が 暮れてゆく