芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

空が晴れている

いま わたくしは内面の究極を歩いている

頭の中に流れる川は

河口に向かって

限りなくひろがっていく

こんな言葉を口ずさみながら

 

 存在するものはみな

 永遠の一部

 無数のひとかけら

 すべての一部が消滅する時

 無数のひとかけらが残らずこの世から別離する時

 永遠は幕を降ろす

 ごらん 二度と永遠は帰ってこない この世には

 そして 見渡す限り どこにも

 永遠のないところには また 闇も 虚無もない

 

 空が晴れている