芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

死んだ人

きみのベッドと

ぼくのベッドを とりかえることはできない

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眠りへの階段を飛びこして

あなたは時々部屋にやって来たりする

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死者とは

ただ与えるだけの人なのだ

 

*二十六歳のノートから。