芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

雨あがり

ひかりは

さびしいから

ひかっている

 

 ⁂

 

目をつぶれば

つま先から 頭の毛一本まで

光っていた

 

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のきばから 

あまつぶが 

したたる

 

 

*二十六歳の頃のノートに書いていた詩。