芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

カアカア、お久しぶり!

 けさ、七時半ごろのお話。

 庭掃除を終えて、いつもの通り庭に作ったカアカアの食卓に置いてある愛犬ジャックの遺品、ステンレスの食器の水を入れ替えて、庭の池に住んでいる亀にご飯をやり、さて家に戻ろうかと玄関の方に体を向けた一瞬、カアカアが飛んできた!

 五月十日を最後に姿を見せなかったから、もう一ヶ月近いご無沙汰。

 振り返ってみれば、今年の四月九日からやって来なくなり、私は近所の公園などを探した結果、巣を見つけた。このいきさつは以前のブログをご覧いただきたい。その後、断続的に我が家に足を運んでくれたが、上記したように五月十日を最後にプッツリ姿を見せなくなった。

 イヤな性格だが、つい悪いことばかり私は想像してしまう。子育てに失敗して、縄張り争いに敗れ、この地区から追放されたが、敵のカラスのスキをうかがい、コッソリ足を運んでくれたのではないだろうか? わからない。きょうは朝に来たきり、二度と姿を見せなかった。明日はどうだろうか? カアカアのことは、結局、カアカアに聞く以外にない。