岩倉さんは、主に「罫」、「ら」、「サルトビ」などに作品を発表してきましたが、このたび、「芦屋芸術」からそれらの詩業を一冊の詩集にまとめて発表することになりました。
「詩集 龍の看取り」 岩倉律子著 発行所芦屋芸術 発行予定日2019年10月14日
この詩集の作品群の根底には、こんな祈りのような思いが流れています。
「介護をはじめて十数年が経ち多くの方が亡くなりました/亡くなる前の想いを書きとめて同人誌に掲載したのをまとめてみようと思いました」(本書「あとがき」から)
ここでは、人の生死の息づかいまでが言葉で表現されています。ご期待下さい。