芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

未明の火

             未明。ダイニングの東窓に於いて、

             息をひそめて、待っていた。

 

青い

円形の

たましいと

たましいが

かさなりあって 上下に動いた

 

そして ひとつになって もえあがった