芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

詩誌「布」三十九号を読む。

 おそらく詩歴の長い人たちが書いた作品群だろう。昔なら詩にならないと思っていた言葉の世界が、詩として成立する、そんな新しい発見があった。    詩誌「布」三十九号 2022年9月20日発行    この

後藤光治の詩集「松山ん窪」

 まだ一面識もないが、私はこの詩人と互いの個人誌―彼は「アビラ」という個人詩誌を運営しているーを送りあっているので、まるで旧知のごとくおつきあいしている。その彼からこんな詩集が送られてきた。    詩集「松山ん