芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

言葉は 言葉だけで

見えなかった

気づかなかった

 

何度もすれ違いながら

背中を向けて歩いてたんだろうか

 

そのたびに用事が出来てたんだ

玄関に帽子を置き忘れたりして

 

まったく容赦しなかったな

あなたが好きです

 

なんて

結局 言葉だけで終わっちゃった