芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

芦屋ビーチクラブ その26

 きのうの夜の雨で、曇天の下、浜辺の砂は湿っていた。

 二月最初の日曜日。きょうもまた午前八時から白い大きなビニール袋と火バサミを手に、芦屋ビーチクラブのみんなとゴミ拾いをした。

 比較的ゴミは少なかった。

 いつもより少し早く、九時前に終了した。作業を終えるといつもみんな堤防の階段に集まって恒例の集合写真を撮っている。

 メンバー同士で飲み友達が増えてきた。よくおしゃべりをした。さまざまな話題が出た。楽しかった。いい一日のスタートだ、そう思った。

 

 

*写真は、芦屋浜東端にある岩場。午前八時半ごろ、スマホで撮った。