芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

日本現代詩人会に入会しました。

 従来、私は組織が嫌いで、ビジネスでも趣味でも基本的には自力でやるのが好きだった。

 事実、私は生活の糧を自営業者としてまっとうしてきた。趣味も、ギター、カードマジック、詩、一人で黙って時間を重ねた。つまり、孤独が好きだった。ただ、恋だけは、ふたりだった。ふたりだけが大好きだった。

 それはともかく、この度、すすめられて「日本現代詩人会」に入会することにした。どんな組織かもどんな活動をやっているのかも、詳らかにしない。それでも、この歳になって初めて詩人の組織というものも多少覗いてみよう、そう思った。かなりの会員数を抱えて運営しているようで、さまざまな詩人のスバラシイ作品に出会える、つまり、晩年の楽しみがひとつ増えたのだった。

 

*写真は、日本現代詩人会報170号の新会員欄に紹介された私の文章。「あなたにとって詩とは?」を一行17文字12行で書け、ということで書いたものです。