芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

親水公園にて その16

芦屋の海に近い公園の片隅で

私は片隅なりの詩を書いている

 

好きなら 好きだ

きれいなら きれいだ そう書いている

 

雲や木や風 そこに生きるあの女とお話しをする

それが片隅の詩だ

 

きょうも 木陰で

六甲山を見ている

 

 

*写真は、親水公園にある地下水を汲み上げるポンプ。冷たい水が出る。ときおり、子供たちが水遊びを楽しんでいる。災害時のために設置してあるのか。