芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

カール・マルクスの「フランス語版資本論」を読む。

 思えば、私は二十三歳の時、「資本論全三巻」を必死で、正に文字通り必死になって、頭のデキが悪いクセにそれこそガマンにガマンを重ねてついに読了したのだった。厖大な本なので、より深く理解しようと宇野弘蔵の諸著作を前後して学ん