芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ケルテース・イムレの「運命ではなく」

 この書は、アウシュヴィッツで十四歳の少年が十六歳と偽ってガス室送りを免れ、強制収容所で労働者として一所懸命に苛酷な状況に適応して生き抜くけなげな姿が描かれている。    「運命ではなく」 ケルテース・イムレ著