芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

小倉豊文の「ヒロシマー絶後の記録」

 高村光太郎はこの本の序でこんなふうに書いている。   「この記録を読んだら、どんな政治家でも、軍人でも、もう実際の戦争をする気はなくなるであろう。今後、せめていわゆる冷たい戦争程度だけで戦争は終わるようになっ