芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

TIBET BURNING

おそらく雲海は高度6000m辺りをいちめんに覆っているのだろう、そこからヒマラヤの山々が突き出して白く輝いている。カトマンズには12時45分着の予定だから、今はほとんど正午、そんな純白世界の中をボクとそのワイフを乗せてタ