芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

五月の午後に

永遠はなかった

永遠に

 

十二年間 芦屋浜を歩いても 

 

えっちゃんは帰って来なかった 一度も

毎日 まぼろしは帰って来たけれど

 

それでも なぜか ずっと 海を見て 待ち続けた 馬鹿な わたし