昨夜は九時頃まで、それなりに強い雨らしい雨が降り続いていた。一軒目の阪神西宮近辺のスナックを引き上げたのは十一時を過ぎていただろうか。雨は上がっていて、傘を置き忘れてしまった。よくある話だが。
次の芦屋のスナックでもそうだが、仮装した客が酒を酌み交わしている。ハロウィンの夜。午前一時まで独りウイスキーを傾けながら店の様子を眺めてしまった。
連日飲み歩いた報い。九時起床。家事に移ったが、全体がボンヤリしている。普段はあまりないことだが、体の芯からグッタリしてくる。酒をやり過ごしているのだろうか。土曜日恒例の亀の池の掃除を始めたのは、スマホの画面では、もう十一時を少し過ぎていた。
*写真は、亀さんと呼べば、足もとまで駆けつけて、私と遊んでくれる亀。秋の終わりが近づいて、亀の活発な動きは絶え、池の掃除中も、作業終了後も、私の周辺でゆっくりしていることが多い。もうすぐ冬が来るのだろう。亀の姿を見つめていると、どこか哀愁のようなものを覚えなくもなかった。何故こんなにも悲しいのだろう。