芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

一日中寝ていた。

 きのうは久しぶりに会社を休んだ。意識が半ば朦朧状態だった。一日中寝ていた。

 風邪気味なのだろう。微熱があり、咳込み、喉が痛い。また、二三週間前から右顎の関節か筋のあたりか、痛くてつらい。何もしなければ痛くはないが、食事の際はたまらない。そのうえ、二三か月前から始まったあれは四十肩と呼ぶのだろうか、ある一定の方向の右腕の上げ下ろしがキーンと痛む。

 この間、仕事が忙しく、趣味の「芦屋芸術」も二十号に向けて原稿の整理。そればかりではなく、澪標から「錯乱詩集 一日、一詩」をこの4月20日に出版予定。もう今年の一月に送ったが「別冊關學文藝」に作品を寄稿もした。五月には出版されるだろう。それに致命傷は「酒」だった。先週の木曜日と土曜日、特に土曜日は昼間から夜の十二時まで飲んだ。夜の八時半以降はスナックで一人で飲んでいた。

 因果応報という立派な言葉があるが、そのとおりではないか。きょうは何とか出社しようと思っている。あす、金曜日に友人と飲む約束をしているが、自業自得、あるいは、身から出たサビという立派な言葉も脳裡へ浮かんできた。昔からそうだった。なんでも夢中になってやり過ぎてしまうのだが。これは美徳なのか、悪徳なのか。

 

*写真は、三月三十日お昼ごろ、芦屋総合公園西南端にあるアーモンドの小さな並木道。満開だった。今年の春は寒くて比較的長く満開を楽しむことが出来た。