芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

芦屋ビーチクラブ その13

 朝夕は冬めいてきた。きょうは日曜日。午前八時にいつものように芦屋浜へ出た。

 浜のゴミは少なかった。リーダーの中村さんに聞けば、「冬になるとゴミは少なくなる。潮流の影響でしょうか」

 はやく掃除が終わったので、みんなで雑草を抜いた。小さな草でも浜の砂の底の方まで根を伸ばしているので、かなり深く掘らなければならない。何事もやってみなければわからないなあ、変なところで感心していた。

 来週はゴミ掃除以外に雑草を抜くことに決まった。確かに放っておけば、浜もいつの間にか雑草だらけになってしまう。思えば、ビーチクラブの活動をやっていない頃は、あちらこちら、草がいっぱいだった。

 

*写真は、きょうの朝、九時前、清掃作業終了近くなって、芦屋浜から六甲アイランドに向かってスマホを向けた。