芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

芦屋ビーチクラブ その6

 きょうは、「第14回潮芦屋アクアスロン大会」が開催されているため、芦屋浜で大会参加者の水泳競技が行われる。ランとスイムのミニトライアスロン。よって、芦屋ビーチクラブの活動は大会が使用している場所を避けて浜の東側を清掃した。

 暑い。九月に入っても、暑い。例年になく暑い。九時過ぎまで作業をしていたが、ひとつ気付いたことがある。先週も掃除したのに、一週間で浜は漂着物などのゴミでいっぱいだった。やはり掃除に来てよかった、そう思った。

 芦屋浜は須磨の海岸と同じくらい水はキレイだ、クラブのメンバーでそんな会話が出た。

「反対する人も出るかもしれないが、芦屋浜で泳げる日がやってきて欲しい」

 そうだ、暑い夏、この浜でみんな泳げたら、とてもステキではないか。

 

*写真は、ロープを付けたシートに乗せたゴミを引きずって運んでいるリーダーの中村さんの後ろ姿。ちなみに、彼の来ている青シャツは芦屋ビーチクラブの制服。