芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

亀と遊ぶ

 朝、庭掃除が終わり、花壇と鉢に水やりをした。八時を少し過ぎてしまった。ただ、今日は土曜日なので仕事はお休み。ちょうど一週間ぶりに亀の池の掃除を始めた。

 やはり、まだ暑い。どんどん汗が流れてくる。額からもポタポタしてくる。掃除の間中、亀は庭をあちらこちら走り回っている。注意を凝らし、どこかへ行ってしまいそうな時、すぐにつかまえて、私の目の届くところに置く。「ここに、いなさい」。それを何度も繰り返して、いっしょに遊んでいる。

 サウナだった。きっとダイエットにトテモいい、そう思った。

 

*写真は、庭木の下に入り込もうとする亀。