芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

クロソウスキーの「かくも不吉な欲望」を読む。

 こんな本を読んだ。

 

 「かくも不吉な欲望」 クロソウスキー著 小島俊明訳 現代思潮社 1984年8月20日第三刷

 

 この作品に関して、私の読書感想文を書くのは控えようと思う。

 神、神々、唯一神、無神論、永遠回帰、存在と存在者、存在への問い、言葉への問い、こういった事柄への関心を、私は持っていない。

 つまり、私は無宗教であり、生存するための哲学も必要でなく、振り返ってみれば、七十七年間、ただ私固有の具象性の中で生きてきたのだった。また、この固有の具象性は観念上の言葉の問答によっては微動だにしなかった。

 けれど、本書のような観念世界に興味を持っておられる方も多々あると思う。あるいは、興味のない方でも、ぜひご一読を。