芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

もうすぐ 消えてしまう

未明に咲く花

茎も

根もなく

 

ただ

ときおり

枕もとで

花びらを

ゆっくり

開いてゆく

 

けれど

夜明け前

花びらは散り

露に湿った

花芯だけが残されて