芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

亀とサツキ(続)

 もう五月になっていた。ツツジは終わりを迎え、サツキが咲き初めていた。  以前にも触れているが、土曜日がやって来るたび私は亀の池を掃除している、その理由は二つある。  一つは、私のようなニンゲンもそうだが、亀だって衣食住