芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

不在……亀のいない朝……

 池の中をのぞいていた。  この小さな池の中で、今年の三月下旬からつい先日、十二月の初めまで亀が暮らしていた。そして、毎週土曜日の午前中、池を掃除して、ふたりで遊んだ。  私にとって、亡妻とのつながりがある、ただひとりの