芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

世界の詩集第九巻「ヘッセ詩集」

 そして すべての罪悪と  すべての暗い深淵からの  たった一つの 熱望  終極の憩いがみたい  そして ふたたび帰ることなく  墓場にたどりつきたい という熱望(「のけ者」第三連、141頁)    訳者星野慎