芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ある旋律

 言葉というのはあらためて不思議な存在だと思う。ボクは毎日、早朝に愛犬ジャックと散歩するのだが、先月の17日、ぽっつりこんな言葉を呟いていた。     悲しみは深く   旋律は遠い    いったいこれ