芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

「布」その1

先田督裕さんから戴いた同人誌「布」をいま読んでいます。 小網恵子さんの「ぬばたまの」はおそらく枕詞になって「夜」や「夢」のなかへ散らばってゆく。他人との関係が絶たれて無数のぬばたまの実がそこここに散らばって孤立する、そん