芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

無音の声から

声はつながっている

決して大きな声ではないが

といって 小さな声でもない

 

それは無音の声 脳を走る声だった

生まれてからこのかた

つまり ずっと

 

いままで その声はつながっている 脳の奥で

そこから

詩が出た