芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

亀と共に生きる時間

 きのうの朝は、我が家の庭掃除などの他に、町内にある二カ所の共用の花壇の水撒きをした。亀の池の掃除も前回からちょうど一週間がたっているので、気になって仕方がない。まあ、仕事から帰って昼過ぎにやればいい、そう自分を納得させていた。だが、昼過ぎ、連日続いている過酷な炎天を見上げ、あしたの朝でいいや、日和ってしまった。

 その朝、つまり、きょうの七時過ぎ、亀の池の掃除を始めた。朝とはいえ、しばらくすると汗だく。きょうは三時前に起床して、詩と挿絵をかいて「芦屋芸術」のホームページに投稿し、また、十一月前後に出版する「芦屋芸術十八号」の寄稿者の原稿の編集・校正をしたり、かなり集中したデスクワークだった。

 余談になった。とはいえ、これらすべて、もちろん亀の池の掃除も私の生きている時間の大切な一コマ。亀と共に生きている私のトテモステキな時間だった。

 

*写真は、洗い場から人工芝を敷いたベランダへ飛び下りる寸前の亀の姿。