芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

真っ黒だった

濁った水なんて 嫌い

あなたはなぜこんな非難を投げたのだろう

わたしもまだ見たことのない水

 

いや ずいぶん昔

一度だけ見た

蝶々が この水の上に止まっていた

 

違う 白じゃなかった

確か真っ黒だった記憶が残っている