芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ダンテの「新生」

 なぜこの作家の作品を読み直そうと思ったのか、理由は二つある。  まず、過日読んだイヴリーン・アンダーヒルの「神秘主義」の中で、神秘主義詩人として高く評価されていたこと。  次に、二十代半ばで愛していた女性ベアトリーチェ