芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

七年の後に その41

まいにち

雲ばかり見ていると

 

その思い出が 心にいっぱいたまってくる

だから

 

ボクは

雲が大好きだ

 

とても ふわ ふわっ として

あなたの口のなかで

 

綿菓子がとけるように

このまま ゆっくり 死んでしまいたい

 

そんな雲が

ボクは好きだ

 

 

*写真は、二月二十五日午後五時半頃、芦屋浜の東側から夕日に染まる雲を、スマホで私が撮った。