芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ものみな流転する

おそらく来週の火曜日、または水曜日、ボクのワイフのママを我が家へ迎え入れる。東京の世田谷に住んでるママはもう九十歳に近く、少しだけ世間でいう所謂「認知」がはいっているだろう。

ママをよくみてくれたワイフの妹は小腸の手術のため入院したので、ママはボクの住む芦屋のお家へ引越しするのだ。

今、ワイフは実家に帰っていて、来週、ボクは東京へ出かけて、ワイフ、そしてワイフのママ、三人連れ立って、新しい時間、新しい言葉、新しい生活。

芦屋川、ものみなは流転する。