芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

亀と百日紅、そして十一年目の命日。

 昨夜は二軒のスナックを回ったが、十時半には帰宅した。翌日、もちろんきょうのことだが、えっちゃんの十一年目の命日だった。  だが、しかし、命日といっても、何か特別の法事をするわけではない。十一年間、土に還らずダイニングル